あなたのことをずっとまってた
いきどまりの道のかげから
ときがふたりをじっとみつめてた
ねむれぬよるは
こたえのでないあなぐらむ
こぼれおちたことばを
いつもあなたはさがしだしてくれた
きずなをかんじるでしょう
(いまはまだ)
めにはみえないけど
やがてふたりはこえをひそめて
ぬくもりをわけあう
わたしにわたしにあいをおしえて
いきもつげないほどにくるしい
あなたのふかいうみにしずめて
いつまでもだきしめて
だれのせいでもない
だれひとりわるくはない
なのにどうしていつも
わたしなにかをこばんでた
あなたといられるなら
(いまはもう)
なにもかもゆるせる
こんなちいさなへやのなかでも
かなしみはいせる
わたしにわたしにあいをおしえて
すぎたひびにのこされたものを
あなたのむねにみんなうずめて
あしたへといきてゆける
ほんのすこしずつでも
(いまはただ)
あなたにちかづいて
ひみつのへやが
ひとつあくたび
もっとすなおになる
わたしにわたしにあいをおしえて
いきもつげないほどにくるしい
あなたのふかいうみにしずめて
いつまでもだきしめて
わたしにわたしにあいをおしえて
すぎたひびをおもいでにできる
あなたのうでにほほをうずめて
あしたへといきてゆける
あしたへといきてゆける
あなたと
あなたと
あなたと