VOYAGE

笑い合う日も、泣いた夜も
偶然でも、運命でも
そう、この四人だから
始まりの合図で、いざボン・ボヤージュ

海に出よっか、なんて誰が言い出したんだっけ
四人で乗れる船も何もないのに
それじゃ作ろっか、とりあえず浮かべばいいよ
いつかは豪華なクルーズのチケットにするから

緑の裏に、紫島を
赤も咲かせて、黄の線引いて
最高な船での瞬間を
メモリーのログ刻んだなら

探しに行こう、道の海へ
四人違う夢乗せて
風で揺れる、まだ小さな手作りの船だけれど
十年後は、どんな船で、どんな海を見ているんだろう
さあ、夢を目指して
波を超えて進め、いざボン・ボヤージュ

どこだって行ける。ほらヴィーナスもすぐそこだ
海と夜空が、溶け合うほどシャッフルしちゃえば

思いの余り起きた喧嘩で
旅の終わりを覚悟した、でも
最悪な井争いの後
虹が出来たから

進む意味を、見つけたんだ
四人同じ夢乗せて
風じゃ揺れない、荒波だって乗り越えてきたから
十年後は、ここに立ってるなんて誰も信じないだろう
ただ、君は待ってくれた
溢れるほどのラブで

生きる意味だから
夢を見せていたいから
苦しいなんてないから
繋ぎ止めてくれたから

今夜遠くへ、午前零時に
四人だけじゃない夢乗せて
風もすべて、追い風にプラスして突き進もう
十年後も、この景色を、君と一緒にずっと見たいから
さあ、旅を続けよう
水しぶきを上げて、いざボン・ボヤージュ

いざボン・ボヤージュ