重ね合わせの猫箱 (kasaneawase no nekobako)

みるものをみかえすような描かれたその視線
ふかきあいにおぼれるほどいとはからみあう
だいよんのかべがやぶれロジックはめいきゅういり
えがきこまれたげんそう？それはとつぜん

あかぐろい さんじょうは まるで あざわらう ように もう はじまる

めにみえぬしはいしゃはしんぴなるちからでがいねんをとびこえ
こうさつもかちをうしなうあくまのしょうめい
ひみなるしょうぞうかれいなるざんぎゃくできすぎたげーむの
とざしたはこもいつかほころびのぞいてごらんかすかにみえたゆめ
みすてりさきのみえないさびたすぱいらる

りろんぶつりのおよばないまじょのすむりょういきと
たんじゅんからくりのとりっくそうはんかさねあう
だいさんのかんそくしゃのしせんがゆれるかんかく
こうさくするかがみにはなにをうつすの?

はりつめたこのせつな こよいもまた うつくしくやみにおちる

ゴシックな狂気は幻想に宵知れた盲目の崇拝
小さな死への筋書き数個な儀式
鮮やかなトリック完璧なありばい終わらないゲームも
散りばめられた別れた道も舞台設計時空を惑わせる
ミステリ存在さえも認められない

すいりはむそうとなりよぎったこちょうのゆめはどこへいくの

めにみえぬしはいしゃはしんぴなるちからでがいねんをとびこえ
こうさつもかちをうしなうあくまのしょうめい
ひみなるしょうぞうかれいなるざんぎゃくできすぎたげーむの
とざしたはこもいつかほころびのぞいてごらんかすかにみえたゆめ
みすてりさきのみえないさびたすぱいらる