Inori no Kanata

あわきそらのはざま ひとひらのはなはこぼれ
まいたつきんのかぜにひらりゆられ
どこへむかう

まわりだすときのはぐるま
からみあうおもいをいかけててをのばす

おりなされるみらいとかこのかわらぬねがいよ
どんなくるしみさえもこえてかなたへはばたける

あおいひとみのそこひとつぶのしずくこぼれ
さざめくぎんのいずみゆらりゆれて
なにをうつす

たちきれぬかなしみのわと
わすれられぬつみのわだちをいまときはなつ

このてのなかにのこるちいさなきぼうのかけらよ
どんなあやまちさえもゆるしあえるとしんじたい

だれかのためにいのるおもいがむねにのこるなら
どんなあやまちさえもゆるしあえるとしんじてる

おりなされるみらいとかこのかわらぬねがいよ
どんなくるしみさえもこえてかなたへはばたける

あやなすにじのひかり
てんにさずかりしつばさよ
おもいのすべてそそぎ
とわにいのりをささげよう