みずにしずんでゆく
あおくさびついたとけい
わたしのじかんはふたたび
うごきだす
ふねをだすならいま
くもがきれぬうちに
まようこころしろいつきに
みすかされてしまうまえに
Navigatoria あなたはいまも
よぞらのどこかできらめいて
Navigatoria わたしのねむりを
よびさますゆりおこす
Navigatoria みえないあなたを
もとめてにどともどれないたびへ
ひにあせたかいずは
ゆびをはなれまいあがる
まようこころかぜのなかに
たかくちいさくきえてゆく
はしりさってゆくくも
ひろがるそらながれこむつきのひかり
こんなまんてんのほしの
ほしたちのうたうことばのなか
ひとつただひとつだけを
みみをすましであなたのそのこえだけを
Navigatoria あなたはずっと
あけゆくそらにもかがやくよ
Navigatoria さまようこぶねを
みまもってみちびいて
Navigatoria まぶしいあなたをみあげて
なにもおそれないたびへとおくおく