ひがしのうみにふねをうかべて
だれよりはやくあさをむかえに
かぜがたよりをはこぶというなら
ぼくにあてたかぜはふいていない
あなたのためにいのることなら
いまのぼくにもゆるされるでしょう
ながれながれてただようさきで
なつかしいひびをおもいだしてる
かなしみがともにようにかたりかけてくる
えいえんによりそってぼくらはいきていく
かぞえきれないひとのなみだで
よあけまえのうみはきょうもあおい
あなたのかけたせかいはいまや
むちつじょにただくみたてられて
ぎりぎりぎりときしみながらそれでもまた
ふたたびうごきだす
このきせつさきほこるしろいはなをつんで
なみのあいだにあずけようあなたにとどけばいい
いつものようにあかいひがさをさした
あなたがひろってくれたら
かねのおとがみさきをのぞむ
きょうかいからひびく
うつくしいsisterのいのりをのせ
ひとのこころにも
じかんのうつりをやさしくつげていく
(*BIS)
にしのうみまでふねはながれて
たそがれといっしょにしずめばいい
あしたになったらあえるのかな