Kumo No Ito

かえられないさだめならずっとここでほうよせて
やがてくるさいばんに、ひざをかかえみをゆだねる

おろかなひとびとがあらそってあのいとをめざすぶざまに

えらばれないふたりならせめてそっとてをつなぎ
やがてくるはめつに、ひとみとじてみをゆだねる

きみとぼくのきょりがこんなとき
はじめてちかづくきがしてる
あらためてわかったこんなとき
となりにいるのはかのじょじゃなかった

くずれかけたはいきょのなかつないだてははなさず
くものいとにむさぼりつくひとのむれをよこめに
きねんすべきさいごのひをふたりきりですごそう
ひかりながらそらからふるガラスのはへんをあびて

きみとぼくのきょりがこんなとき
はじめてちかづくきがしてる
あらためてわかったこんなとき
となりにいるのはかのじょじゃなかった

くずれかけたはいきょのなかつないだてははなさず
くものいとにむさぼりつくひとのむれをよこめに
きねんすべきさいごのひをふたりきりですごそう
ひかりながらそらからふるガラスのはへんをあびて

つないだてははなさずガラスのはへんをあびて