[ぜったいてきなそうお]
つきさすしせんのなか
ここはまるでじごくさ
かんにさわるげびたこえだ
[たいはいできなかんじょう]
ていのうにしておろかなさる
むれてまわりにあわせて
こびばかりうりつづけて
このりょうてがはものだったら
そのくびきりおとしてしまいたい
そしてふみつぶしつばをはきつけてみくだして
あさはただゆううつのはじまりで
くりかえす
よるはあさをおそれねむる
ふるえながら
かわらないせかいを
かえるのはぼくだから
ただのはぐるまだから
きみたちはこのこわれたきかいの
いまはきえない
うみときずをかみしめて
くらいあさがまたしぬのをまってる
[しょうどうてきなこうどう]
すべてきえてしまう
いのちごいするきみでさえ
やさしくくちをふさいで
ざいにんにしのせいさいを「だんざい
とうがにんにしのせいさいを「だんざい
きみたちにしのせいさいを「だんざい
このぼくに「やすらぎ」を
みみがいたいほどのせいじゃくは
やさしくて
よごれたからだをだきしめるいたいほどに
このばしょがもとめていたはずのらくえんで
だれもおかせはしない
ぼくだけのぎょくざがあるめいきゅう
なみだがでない
こころはもういなくなったね
なのにくうはくがうめられない
おとをたてぼくはこわれてゆく
そしてかみになろう
ひきかねをひいて