Nakashima Yumi - Hachisu (yuu - Hasu)

からだのなかのはんぶんいじょうのえきたいがゆらめいて
こきゅうをすることをわすれさせる
わけもしらずただおぼれる

このよでいちばんうつくしいもの
そのあかいそらをみにまとうてあなたをまちつづけたい
そのあかはやがていろあせてはいろのやみにかわり
しろいはんてんのもようがまばたく
いみもしらずあたしにすがる

ここであなたはあたしにいうの
"きみのためならしねるよ\"

このすべてのゆびがかなでるものが
あなたにだけむけられているなら
それはあなたをしばりつける
それににたそのいたみににたかいらくへとみちびくでしょう
このすべてのからだをとりかこむかがやきは
ときをこえやがてひかりをうしなうんでしょう
だからあめをのみこんだくものながれにみをゆだねては
あすをおそれる

"きみのためなら…きみのためなら\"
あなたのこきゅうをききながらあたしはいきているのに

このすべてのゆびがかなでるものが
あなたにだけむけられているなら
それはあなたをしばりつける
それにいたそのいたみにいたかいらくへとみちびくでしょう
わたるべきこのかわのふかさがはかりしれず
だれかのたすけをもちいらんとすれば
ぬれたわがみもきにせずこのてをひきあげわらってくれるのは
いつでもあなたでいて
あなたしかいないでしょう