Kouyou Manauta

ふたりでながめてたけしき
ことしもまたあかくそまって
とおくのまちにたびだった
あなたはおぼえてますか

まぶたとじれば
おもいだします
なみだあふれおちるようにこいむねにかくし
さよならのかわりおどったこのうたを
ああこうようがまうまうあざやかに

あいし きみにただあいたくて
くれないますますあでやかに
まちつづけてます このばしょで
ふたりのせがのびるたびに
このきにつけていたしるしも
いまではわたしだけひとり
あなたのかげおいこして

かみがのびても
くれないをひいても

どれだけときがたって
おとなになってしまっても
かわらないおもいあのころのまま
ああこうようがまうまうかなしげに
こいし きみにただあいたくて
くれないなくなくはかなげに

まちつづけてます このばしょで
いろはにほへとを
いくつかぞえても
まだあなたはかえらない
それでもしんじたい

さよならのかわりちかったやくそくを
ああこうようがまうまうかなしげに
こいし きみにただあいたくて
くれないなくなくはかなげに

まちつづけてます このばしょで
ああこうようがまうまうあざやかに
あいし きみにただあいたくて
くれないますますあでやかに
ねがいつづけます このばしょで
どうかしあわせでありますように