なもない わすれられた
ちいさな はての まち
すぎさった あのときの
すがたのままに
しずかに ときはながれ
やがては そのなかで
おとずれる うんめいに
めぐりあえるだろう
あかりのない さむいよるは
いつも ぬくもりさえ まもれずに
まどに うつる やこがおだけ
かわらずに ただ
とく みつめてる
いつまでも
とくのそらは あけて
いつもの あさが くる
ひを あびる よこがおは
おだやかな ねむり
きせつは やがて めぐり
みしらぬ たびびとが
おりたった だいちには
かすかな ひかり
この ひろい せかいには
だれでも しあわせを
みつけるときが きっと
おとずれるものさ
も なみだは ながさないで
きっと きみも わかるはずさ
まえをむいて あるいてゆこう
このさきに まだながいものがたり
まっている
ぐぜんの できごとて
すべては はじまるよ
まぶし そのえがおて
あるきはじめよう