Warui Kusuri

朝から雨が降ってた夜にはやむのかな
きみは傘も持たずに外に出るから心配だよ

傘を持ってくよ一つしかないけれど
傘を持ってくよ小さくて頼りないけれど

涙、移ろう街角
道行く人の顔を眺め歩き続けていた
優しい歌を悪い薬を
歌い続けるよ愛してるから

きみの痛いところは全部はわからないけど
やまない雨はないなんて嘘はつけないよ

傘を持ってくよそれしかできないけど
傘を持ってくよきみと同じ風を引かせてよ

涙、移ろう街角
道行く人と肩をぶつけ歩き続けていた
優しい涙を悪い薬を
歌っているんだよ愛してるから

ひとりぼっちで泣かないでよ
ぼくも同じだよ同じ曲を
聴いてるよ

傘を持ってくよすぐに壊れそうだけど
傘を持ってくよ二人なら入れられそうだよ

今会いに行くよ

涙、移ろう街角
きみを探して走ることでぼくを守っていた
優しい歌を優しい涙を
歌わせてほしい愛してるから