Kuchuu Teien

いとしくて くるしくて ぬかからを だきよせても みたされない
あなただけ こころだけ どうしても うばうことが できない... なぜ

わたしのなかの じかんがとまって まどろみのかぜに かこも みらいも ねむる
borderland between sleeping and waking

そらにうかぶ みずのしろ このよのはてに

にじよかかれ」 つぶやき たいようが めさめる
ほしよふれ」 と ささやき つきをむかえる

このゆめのなかでだけは すべてかなうけれど
むなしさも さびしさも きずかないふりをしてた
ずっと

にじよかかれ」 つぶやき たいようが めさめる
ほしよふれ」 と ささやき つきをむかえる... くりかえす

このゆめのなかでだけは すべてかなうけれど
くちづけてみても いつわりのあいのないくぐつ

いとしくて くるしくて うかからを だきよせても みたされない
あなただけ こころだけ どうしても うばうことが できない... なぜ

ときをわすれたのか
ときにわすれられたのか
ゆめなりし くちゅうていえん
めさめれば きみはいない