No More Words

きっときっとぼくたちは
いきるほどにしってゆく
そしてそしてぼくたちは
いきるほどにわすれてく

はじまりがあるものには
いつの日かおわりもあること
いきとしえれるものなら
そのすべてに

もしもこのせかいがしょうしゃとはいしゃとの
ふたつきりにわかれるなら
ああぼくははいしゃでいい
いつだってはいしゃでいたいんだ

きっときっとぼくたちは
かなしいほどにうつくしく
ゆえにゆえにぼくたちは
かなしいほどにけがれてく

まもるべきもののために
きょうもまたなにかをぎせいに
いきとしえれるものたち
そのすべてが

もしもこのせかいがしょうしゃとはいしゃとの
ふたつきりにわかれるなら
ああぼくははいしゃでいい
いつだってはいしゃでいたいんだ

ぼくはきみになにをつたえられるだろう
こんなちっぼけでちいさなぼくでしかない
いまはこれいじょうはなすのはやめとくよ
ことばはそうあまりにも
ときにもむりょくだから