かってたいるもうまれたとちも
こっそりかかえてきたなやみごとも
むちゅうになったぶかつもつちのにおいも
かぜにはこばれていったゆめもちがうふたり
おとなになりあたえられたやくわり
あいそうわりげんじつとのおりあい
もいたについて
きたけどえんりょうぬきで
こころをかよわすって
いつまでもむずかしいよね
こみあげてくるおもい
ことばにできてもこえにならない
かくれんぼみたいなひびこんなにもそばにいるのに
すなおになれない
ほんとうはね
かまってほしくていしけたふりをしている
だけなんだよ
こどもみたいでしょ
ほんとうはね
きみのことをすきですくで
たまらないんだよ、おお
ああとどくといいのになあ
ほんとうのことをしりたいけれど
まのあたりにしたらたちなおれなく
なるかもしれないからさまようふりを
してはここでかんがえごとをしてるのかな
まどのむこうきがつけばすでにもう
ときはこっそりすぎゆきあれもこれも
えいきゅうのながれにとけてくよ
ゆうやみがこどもたちをうちにかえらせてる
じぶんのことしんじてもらおうと
するくせにたいせつなみらいのこと
うたがっておし だまって
うちがわだけにことばがふりつもってゆく
ほんとうはね
きらわれたらどうしようって
おもうとふあんになって
すすめなくなる
ほんとうはね
なんともないよってかおして
すごしてるけど、おお
ああこころがくるしいんだ
ねえあなたもそうですか
ほんとうはね
きみがいなくてもだいじょうぶだなんて
うそなんだよ
つよがってたけど
ほんとうはね
ふたりでおなじいまをわけあいたい
わけあいたい
もうなにも
まよわずにむねのうちをありのままを
ぶつけなくちゃすすめないよね
こんなにもつよくふかくなってしまった
このおもいを、おお
ああとどけにゆくからね