まぶたをとじるとあふれだすこどく
こどくをたどればつめたいくらやみ
まぶたをあけるとあふれだすふあん
てさぐりでたどるきおくのめいきゅう
とぎれたきおくだけがいる
さまようわたしだけがいる
とざしたゆめがそこにいる
ふるえたらもうひとりのぼくがいる
まぶたをふせるとあふれだすさつい
ちにぬれたぼくのゆびさきみつめた
きずあとあかいはなびらのように
まぶたはあおいほうせきのように
やぶれたきおくはぱずるのように
しんじつのなかでわたしのまくがおりる
よみがえるおもかげはさついにみちていた
こわれたとけいはいまじかんをきざみだす
よみがえるぼうきゃくははるかなるかなたまで
かなしみにそめられたあいはちのいろに
とぎれたきおくだけがいた
さまようわたしだけがいた
とざしたゆめがそこにいた
しんじつのなかでわたしのまくがおりる
よみがえるおもかげはさついにみちていた
こわれたとけいはいまじかんをきざみだす
よみがえるぼうきゃくははるかなるかなたまで
かなしみにそめられたあいはちのいろに
よみがえるぼうきゃくははるかなるかなたまで
かなしみにそめられたあいはちのいろに