かくえきていしゃいくつみおくって
わたしはなにをまってるのかな
ひくいそらをふかくすいこみこめば
とうきょうのあじがした
くちずさむふるさとのうたひとなみにかきけされて
たいせつなものはみえないよとふきぬけるかぜのなか
とうきょうみめい、きこえるちがうだれかのくつおと
いそぎあしでけしきはかわるかなしみおきざりにして
どこへいくのこのみちわたし、うまくわらえないよ
いつのまにかよるにくるまれてひとりごつ'とうきょう'
しゃぼんのなかさかさまにうつる
あわいひかりとりんどうのはな
ときはながれひとりきりわたし
とうきょうにみをよせた
ふみきりのむこうにうかぶおとのないこうさてん
がんばれとてをふるきみのこえをいつまでもさがしてる
どうしていきをするほどこのむねぐるしくなるの
ぬるいみずをすこしながしてゆっくりとかおをあげる
どこへいくのいほうじんつぎのれっしゃはこないのに
ながれぼしもみえないそらからふりそそぐ'とうきょう'
いまだあけぬ'とうきょう'