遠い遠い昔にもここにいたような気がする
夕日が色った放課後の教室
切り過ぎた前髪を指差し笑うみんなと
僕が僕であるためにと
がむしゃら前だけ見てきた
他愛もないこの時間に
守られてるって気付きもしないで
誰だってそれぞれに向かう座標違うけれど
今はそう寄せ合った心同じだね
長い道いつまでも続かず離れず入れたら
君が君であるためには
何を望み夢見る
僕にできることはすべて
用意してるよ 口じゃ言えなくても
少しずつ時は流れる
前髪僕のまぶたに
触れる頃もきっと変わらぬ
夕焼けがみんなを包んで
僕が僕であるためにと
何かを寂しつづけた
他愛もないこの時間が
答えだと知った、これからもずっと