Mistletoe (The Tree Of Reincarnation)

つないだこころが
ひかれあうほど
いえぬきずあとがたましいをふるわせて
ともにはばたくそらを
こわした

あかいゆうひがしずんでいく
そらのさかいをこえて

あおいはねをひろげ
こころのままにとおく、とんでいけたら

やどりぎのらくえんはいんとようのせかい
えだのしたこもれびのかげには、くらいやみ
さだめられしかいごうはうばいあうしゅくめいをせおい
そらをやいてだいちをほふり
ふきつをよびさます

つないだこころがひかれあうほど
いえぬきずあとがたましいをふるわせて
からまるゆびをほどいた
だだめのくさびがうちこまれても
いつかあかつきのそらのはてに
ともにはばたくあすわをしんじて

ながいいこんのときをこえて
にくみあったとりははねをよせあい

さえずりにせつにねがいこめて
てをとりあえば
そっとやどりぎをとびたった

とわにあらそいつづくけいふにあらがいて
はねをよせゆるしあう
けだかきあかとあおされどときのさだめは
ざんこくなしらべをこのみ
やさしいうそのとが
をせおうあかきはねをおうとす

たがえたこころがゆるしあうほど
みえぬわざわいがぜつぼうをよびよせて
ふれたはねをひきさいた
かなしいさだめはくつがえらない
あかきとむらいのいかれるひが
ともにはばたくゆめをもやした

なげいてさけんでさえずりはかれて
あつきしたたりがとめどなくながれて
もつめたいほほはとかせない
けされたほのうはもうもどらない
いえぬしょくざいをむね
にだいてふかいしんじつのやみへおちていく

なげきのほのうが
こころをやいてゆれるたましいが
ねむりからめをさまし ぜつぼう
にもがきないてもかなしいさだめは
くつがえらないあおきとむらいのをよあけをせに

きみとたたかうそらへとびたつ