くつう、ざんげ、つみのかおり
こころのなか、くろくそまる
みぎてのかま、にぶくぎんいろにひかる
したたりおちる、あかいぬまに
そのいっしゅん、くびをはねる
ひめいにもにたねいろがひびいて
わたしのひとみからなみだ
くずれておちてかまのこえになる
つみとばつのゆりかご、ゆれて、ゆれてきしんでゆく
にくしみのうずのなかきさまはなにをいう
あいしたものをさばくみぎてのかまうたをうたう
なみだをうかべながら、そのせつな
かまがおとをたてて
しずかなうたのはなが、さいて、さいてぬまにしずむ
ひかりのささぬところ、きさまはなにをおもう