だれかがへんななみだを
のみこんで のみこんでいる
ちからがこのうら あくいふりほどいて
みみはきこえちゃいないだが ゆうしゃはいま
ちからはいらないみにまかせて
ちいさなこのてはいま
あいしてしまったぜんぶぜんぶ
ふりかかったのろいもぜんぶ
もうあいしてしまったおもいをぜんぶ
まもれるほどのひかりを
どこからかまったかなしみが
とびかって とびかっている
うしなってまたうしなって
ひざをつき いきをしている
それはなみだとついになって
かなしみとちからとなって
いとしさがなにかをこわしていく
そこはなみだとついになって
かいぎがあふれかえって
このすべてをせおったてを
あいしてしまったぜんぶぜんぶ
ふりかかったのろいもぜんぶ
もうあいしてしまったおもいをぜんぶ
まもれるほどのひかりを
だれもがもとめたつるぎも
さびだらけでつかえなかった
このだれかがのこしていったなまくらが
やみをさいてしまうまえに
あいしてしまったぜんぶぜんぶ
ふりかかったのろいもぜんぶ
もうあいしてしまったおもいをぜんぶ
まもれるほどのひかりを
ちからがともなうあくいふりほどいて
みみはきこえちゃいないだが ゆうしゃはいま
ちからはいらないみにまかして
かげはせまるおまえはなんだと