たいせつなことをかんがえているとき
はたからみればぼけっとしてるだけにみえるかも
きみをおどかしてとんでったあのむしは
むしろきみをばけものだとおそれたのかも
あいてのきもちわわからない
だきしめもせずにわかるはずない
ないてるあいだだけでもいいから
だきしめてほしいそれだけだったんじゃない
ないてるあいだだけでもいいから
はなさないであげてそれであいしかたをしるから
あこがれたひとがみずからいのちをたった
あのひとになれたらしあわせだけだとうたがいもしなかった
だれがあのくにのえらいひとになっても
どうしようもなくなってかくでおどすのかもしれない
そこにたたなきゃわからない
かなしみもいたみもかんじかたもちがうから
ないてるあいだだけでもいいから
だきしめてほしいそれだけだったんじゃない
ないてるあいだだけでもいいから
はなさないであげて
だれもがそれであいしかたをしるから
つけられたきずはあとのこった
キャンバスはしろにもどらなかった
きみはかわったあのころのほうがすきだった
そうおもったときはだいたいかわってたのはじぶんもだった
わすれずにいたいよ
ともばのことばを
こえてきたよるを
これからのけしきを
だれしもがだれかのたいせつなひとってこと
それだけを
それだけは