Shiawase No Uta

気がつくとまた目が覚めて
初めに見るいつもの天井
今日はどんな服を着て何を食べようか

気がつくとまた目を閉じて
最後に見るいつもの天井
明日は何をして何を思うだろう

歩けば足音が心地良くて
疲れた体が心地良くて
まばたきするように小さなことだけど
それが幸せ

誰かの言葉が温かくて
あなたの笑顔が温かくて
ひとつひとつ喜びが積もっていく
これが一番の幸せ

上手くいかないこともある
なんでいつもこうなるんだろう
こぼれたため息がすぐに反返る

帰り道北風が冷たくて
変だな、頬がやけに冷たくて
逃げ出したい日もあるけど
心細い夜はなおさら

灯した明かりが温かくて
もたれた背中が温かくて
きっとこんな夜も大事なもの
確かめるためにあるんだろう

歩けば足音が心地良くて
疲れた体が心地良くて
まばたきするように小さなことだけど

誰かの言葉が温かくて
あなたの笑顔が温かくて
ひとつひとつ喜びが積もっていく
これが一番の幸せ