ひくいくも
はしるかぜ
いつもとおなじけしき
かわらずに
いることは
あなたがのぞんだこと
いつかきいた
ゆめのくには
どこかにあるのでしょう
あいタカッタ
あのひとに
もういちどあえるでしょう
ぼくは
いきをしてまた
へやをでる
ゆめのはてを
さがすことを
あなたはわらうけれど
このまちも
おなじことよ
かぜにふかれるままに
いつかきいた
ゆめのくには
どこかにあるのでしょう
こころさえも
とどかない
なみだはあめになった
ぼくは
いきをしてまた
へやをでる