みみをすませば、きこえた
なつのためいきが
まだかなまだかな
ひぐらしもないてる
ちいさなあかりがぽつんぽつんとついたら
こまったなこまったな
しずかに
さわぎだしていた
しまいこんでいたけど
でもわかっていた
もどれないことくらいはさ
わすれられないよいまも
きみだけのことをずっと
なつのおわりをのろうかえりみちで
いつまでもさ
いつまでもさ
きみにみとれていたな
いま、なんじだろう
もっといよう
ないしょだよ
なんてこと
いえないな
そうだのあきびんのぞいて
たからものみっけた
とどかないものほど
なぜだろう
ほしくなっちゃうよ
あしたもきっと
わすれられないよいまも
きみだけのことをずっと
なつのおわりをつげるかえりみちで
いつまでもさ
いつまでもさ
きみにみとれていたな
いま、なんじだろう
もっといようよ
しあわせであれよ
いつも
しあわせになれよぼくと
みみをすませると
いつまでも
いつまでも
そばにいた
そばにいたよ