ああふたり、かなしものがたり
えがくときのなかたいようのしたで
らせんにおちてゆく
あなたというひかりをもとめ
とわをさまよう
みちゆくつきあかりは
ゆるされないつみ
ふたりのうんめいをてらして
そうとだきしめるそのぬもり
もとめあうことばこえはせつなく
えいえんをかんじるひかりのなかゆめをみていた
やがてくらいつちにようもれてゆく
ああふたり、かなしものがたり
えがくときのなかはいになる
そうふたり、えいえんをちかおう
ゆえにふるしいたいようのしたで
あなたのメル十字架のおか
くりかえすことばこえははかなく
えいえんをおわらせひのひかりむねにあびて
まぶしいそらこのみがとけてゆく
ああふたり、ふれられぬゆびは
かえられぬさだめのろっても
もいちど、ゆめであえるのなら
くずれゆくいしきだきとめて
ああそらよ、けがれたこのみを
やきつくしまえかげもなく
ああそして、えいえんをちかおう
ゆえにうつくしいはじまりのたいようのしたで