みずのなかによるがゆれてる
かなしいほどしずかにたたずむ
みどりなすきしべ
うつくしいよあけを
ただまっていられたら
きれいなこころで
くらいうみとそらのむこうに
あらそいのないばしょがあるのと
おしえてくれたのはだれ
だれもがたどりつけない
それともだれかのこころのなかに
みずのながれをしずめて
くれるだいちをうるおすしらべ
いまはどこにもなくても
きっとじぶんでてにいれるの
いつも、いつか、きっと
みずのあかしをこのてに
すべてのほのおをのみこんでなお
ひろくやさしくながれる
そのしずけさにたどりつくの
いつも、いつか、きっと
あなたのてをとり