思い込んでいたつもり いつも影だけを踏まされている
明け放たれたドアに跡だけ残して幻は消えてしまった
何を壊す? 何を守る
偽装された秩序も息を殺して
次の駒が動き出す時を待っているんだ
喪失と共にしろめいた常識が身を結んで
折り込んだ真相の糸を絡め取られてしまう
目をそらさないで
不安に耐えきれなくなった
真宵の果て見透かさないでくれ
心が剥がれていいよ 振り込もう
幻惑の花が開いて
世界を溶かして失ってく 壊されて行く
踊るよ この傷さえ忘れて 引き金を引くだろう