うすぐらいこのまちのひがしのそらに
あおみがかったあわいひかりもれてきたころ
ひとはこどくにきづく
なぜだれかをせっとくしなきゃいけない
かなわないゆめなんかくそくらえだと
つばをはきすて
あしでばたんとしめた
ぼくのじゅうななさいのとびら
もうここにかえってこないけっしんをたしかめて(とびだす
はるかかなたのこうやをめざすわかものよ(ためらうな
きずついてたおれてもかぜのおとがきこえる
それがじゆうなんだまえにすすめ
かがやいたたいようがぎぜんてきだよ
くったくのないすんだそらはすきになれない
あめのほうがすきだ
もうぼくがほしいものはここにない
おとなたちなんかにあたまをさげたくないと
いじをはったなつよ
あれはじゅうななさいのとびら
てのひらににぎりしめてるせいしゅんのこのかぎ(あれから
いちどもつかっていないぼくのいいわけだ(ふるさとよ
はてちずのないはてをゆき
てにいれたのはげんじつ
これがさがしものか
おしえてくれ
もうここにかえってこないけっしんをたしかめて(とびだす
はるかかなたのこうやをめざすわかものよ(ためらうな
きずついてたおれてもかぜのおとがきこえる
それがじゆうなんだまえにすすめ