みじかいジャケット
シフォンもニットも
しろもピンクもくろもあかも
すべてにあきては
わたしにぴったりのふくなんてないと
またろうひくせ
じしんがほしかった
ぬりえみたいによくのあなうめ
ためせるものひととおりためすけど
けっきょくはなにものこらない
すこしむかしはうたがいもせず
かわいくにこりわらっていたよ
いまやかたよりあなたがたより
いつのまにこんなこになったの
あとにふんできっとなる
しごとならすっかりおわってるし
おきまりののみかいなら
わからないけど
たぶんじゅうにじまでには
いつからこんなにかたむくかんけい
うみだしたのはそうこのわたし
つよきなたいどでよりかかりすぎて
あなたのかたはこりかたまった
はやくいってくれたら
もっとなかよしでいられたのに
しっているよやめられる
ゆうどぅうがきくこならよかったのにね
こきゅうするのもくるしくなって
そんなだったらはなれたほうが
いいんじゃないの?とあなたがいった
そうだね、わかった... でもまだすき
じゅうにじにならなくて
ケータイもあたしだけならなくて
わずらわしいまいにちと思っていても
まつことはやめられない
みかづきみたいな
くろめがちのめ
がとじてく
じゅうせきにたえられず
こうはんのきおくはつかれたかお
ふかいよるけいこうのあかりのなかで
あなたのキスおもいだす