乾いた靴底 砂を噛み続け
地図のない空を 睨んで歩いた
喉に残った 鉄の味のまま
誰にも言えない 夜を越えてきた
陽炎の向こう 何度も騙され
蜃気楼ばかり 追いかけていた
それでも消えないひとつの光
あれが君だと 知っていた
折れた心を隠すたびに
余計に深くひびが残る
平気だよ, と吐き出す声が
砂に沈んでいった
君は oasis
焼けた視界のその奥で
確かに触れた水だった
Oasis
ただひとつの oasis
倒れかけたこの身体を
黙って支えた人
君は知ってる
僕がどんな砂漠を歩いたか
爪の隙間に残る砂粒
洗い流せず今日も眠る
目を閉じるたび 浮かぶのは
水面みたいな 君の瞳
折れた心を隠すたびに
余計に深くひびが残る
平気だよ, と吐き出す声が
砂に沈んでいった
君は oasis
焼けた視界のその奥で
確かに触れた水だった
Oasis
ただひとつの oasis
砂嵐に
目を閉じても 消えなかった
砂嵐に
目を閉じても 消えなかった
あの声
折れた心を隠すたびに
余計に深くひびが残る
「平気だよ」と吐き出す声が
砂に沈んでいった
君は oasis
終わらない砂漠の中で
僕を生かした奇跡
Oasis
ただひとつの oasis
世界が渇いても僕は歩ける
君を知ったから