Sekai Ni Wa Ai Shika Nai

ほどうきょうをかけあがると、なつのあおいそらがすぐそこにあった
ぜったいとどかないってわかっているはずなのに、ぼくはつまさきでたって
おもいっきりてをのばした

ただじっとながめつづけるなんてできやしない
このむねにあふれるきみへのおもいがもどかしい

まっしろなにゅうどうぐもがもくもくとちかづいて
どこかでせみたちがいっせいにないた
たいようがいっしゅん、ひるんだきがした
ふくざつにみえるこのせかいは
たんじゅんなかんじょうでうごいている

さいしょにひみつをもったのはいつだろう
おとなはみんなうそがおおすぎてわすれてる

とおりぬけるかぜはぼくにかたりかける
もうすこししたらゆうだちがくる

せかいにはあいしかない
しんじるのはそれだけだ
いますぐぼくはきみをさがしにゆこう
だれにはんたいされても
こころのむきはかえられない
それが（それが）ぼくの（ぼくの）あいでんてぃてぃ

そらはまだあかるいのに、とつぜん、あめがふってきた
ぼくはずぶぬれになりながら、まちをはしった
ゆうだちもよそくできないみらいもきらいじゃない

さいごにおとなにさからったのはいつだろう
あきらめることきょうようされたあの日だったか

あすふぁるとのうえであめがくちごたえしてる
かさがなくたってはしりたいひもある

みらいにはあいしかない
そらはやがてはれるんだ
かなしみなんてそのときのそらもよう
なみだにいろがあったら
ひとはもっとやさしくなる
それが（それが）ぼくの（ぼくの）りありてぃ

きみにあったしゅんかん
なにかとりもどしたように
ぼくらのじょうくうににじがかかった

せかいにはあいしかない
しんじるのはそれだけだ
いますぐぼくはきみをさがしにゆこう
だれにはんたいされても
こころのむきはかえられない
それが（それが）ぼくの（ぼくの）あいでんてぃてぃ

ぜんりょくではしったせいで、いきがまだはずんでた
じぶんのきもちにしょうじきにならってすがすがしい
ぼくはしんじてるせかいにはあいしかないんだ