きみをもうさがさない
あめがやまないまちかど
おいかけても
にげるなら
かってにしろ
しょうじょがひとりずぶぬれのままで
はしってるゆううつがわからない
ないているのかおこっているのか
こわいひょうじょうで
がくせいかばんみちばたにまいて
きらいなものはすててしまった
ぼくはきぼうをひろいあつめながら
あいにあきれてる
しらないうちにおとなになってた
かがみのじぶんぜつぼうして
きみはにげだしたんだろう
しょうどう
きみをもうさがさない
かさがかくすひとごみ
じゅんじょうまもることが
そんなにだいじなことか
ひとはいつもけがれて
だれもたくましくなるんだ
わりきれたら
ひとりだって
いきられる
りくつじゃなくてかんじょうのままに
むきあうことをきょぜつしてきた
きみはいつしかyesということば
ていこうしはじめた
あの日のようなこどもじゃないんだ
しりたくないずるさをゆるせ
いまはよわくないだろう
めざめろ
ぼくはもうまもらない
かほごすぎちゃいけない
なにかにきずつかなきゃ
じゆうはくちさきだけさ
ひとはおとなになんか
だれもなりたくないんだ
あるひとつぜん
あたりまえの
みちをゆく
しゃがみこんでうごけない
どこかのゆきどまり
きみはどんな
ゆめをみてる
あきらめきれない
しょうじょ
きみをもうさがさない
かさがかくすひとごみ
じゅんじょうまもることが
そんなにだいじなことか
ひとはいつもけがれて
だれもたくましくなるんだ
わりきれたら
ひとりだって
いきられる
いきたくない