あふれたことばはきみのむねにささって
ひらいたきずからあかくろくひろがった
きみのめからいままでみたことない
なみだがあふれてわたしはたちつくしていたんだ
しらないうちにきずだらけになってた
きみのこころがわれるおとがきこえた
きづかないままわたしはわらっていたの
きみのすべてをわかったつもりだったの
いまひとりでまたおもいだすよ
ただふるえたきみのあのこえを
こぼれおちたきみのなみだがわたしをここでしばりつけているの
どうしてみあげたそらはさびついたままほしもみえないよ
にげだしたくてとおいせかいへ
きれいなふたりとじこめたまま
なくしたせかいでくるいそうになった
よるをかくしたくもがちぎれていくわ
あの日のように
ほらうずいてまたないていたの
ただいたいほどきれいなそらがあった
ほおのあとをなでて
ふりそそいだほしのかずだけ
わたしはいまもこいをかさねるの
どれだけもがいてみても
なにもないことわかっていたのに
またまぶたの奥にうつった
きみのなみだはむねをえぐるけど
どうして…きみのえがおも
あれからずっとおもいだせないの
きらりきらりゆらゆらゆらと
とけていくはもえそうなそらに
ながれおちてさらさらさらと
わたしはずっとないてた