いくつかあめがとおりすぎきみとあう
はじめてきくことばがぼくはなぜなつかしいの
かたちないものひとはもとめたがるから
ふあんにあいをそめて
それにみなしばられる
えつべつのまちからべつべつのみちへと
あるきだしたふたりが
おなじゆめいまはみる
とおいむかしかわした
やくそくのようにきみはここにいる
いまをきざみたい
このみぎてははなさない
まよったならおもいだせばいい
ぼくをこのぬくもりを
ことばはいつも
おもいにはたりないから
だきしめるつよさだけ
こいびとはほしがるね
なにげないいちにちそれがうんめいになる
そしてじんせいのいみ
いまきみにさずかったよ
とおいかなたまでいく
やくそくのはねがぼくらのせていく
はるかなそら
せつないむねといとしいむねかさねたい
こころがいうこころがいうのさ
そっと)(つよく
めぐりあえたと
そらにつらなるくものかげかぜのかたち
みあげるきみのそのかみ
すいこまれてとけていく
とおいこえのみちびきやくそくのように
ぼくはここへきた
とうめいなかこのなまえもない
あのえきで
ぼくはきみとであっていたことを
きみは)(ぼくと
おもいだしたよ
とおいむかしかわした
やくそくのようにきみはここにいる
はるかなみち
いまをきざみたいこのみぎてははなさない
まよったならおもいだせばいいさ
すぐに)(ぼくを
このぬくもりを
よるがあけて
ひざしがうまれていく
あたらしいそらへ