幼い手に包まれて 震えてるその光を ここまで辿ってきた 時間の淵を彷徨い 探し続けてきたよ 名前さえ知らないけれど ただひとつの想いを あなたに手渡したくて 時は愛も痛みも 深く抱き止め 消してゆくけど私は 覚えている ずっと 私の胸の奥に いつからか響いていた 夜露のしずくよりも 微かな囁きだけど 凍てつく星の闇へ 紡ぐ祈りが 遠いあなたの空に 届くように