みかづきになりたかった
ひろいよぞらのなかでたったひとつ
ほしよりもおおきくかがやくひかり
しゃべらなくてもだれかがみあげてくれる
うんめいをかんじたあの日はもうとおく
すべてうすくなっていていとしくおもう
おちていくじぶんにこんのえのぐをたして
ぐちゃぐちゃにした
つきあかりがまぶしくてめをそらし
あるいてきたわたしとてをつないで
めをとじてかずをかぞえ
みかづきになりたい
かなしみのかけらをもたない
しあわせなあなたになりたい
まうえをみあげるとそこには
ほしとおなじようにたつわたしがいた
つきあかりのしたじぶんのかげをみて
わらってたわたしとてをつないで
めをとじてかずかぞえた
みかづきになりたい
かなしみのかけらをもたない
しあわせなあなたになりたい
わたしがはしってもたちつくしても
かならずあなたはそこにある