Junketsu Paradox

おぼろよにながれおちるくちすすぶこえは
くうこくをかごやかにゆららまいおどる
てをのばせばきえゆくつかのまのゆめに
みえないあいをかざしてひとりほほえむの

うつろなつきかげをなぞるしんやかなそのゆびさきに
すべてほどかれゆだんてしまう
ああ...もゆるひめごと

むげんのしらべらくえんにいざなう
うたうほどにうつくしくからみあうとわのきおく
おもいのつゆはあなたをもとめて
かれることなくこのそらをそめあげ
かがやきつづけるでしょう

またのこるやみのすきまにひびくきぬなり
のどをつたういろねにふわりよいしれる
いくえにもきざまれたかんびなるまぼろしに
ちいさなしあわせうつしてふるえるの

ひややかなひかりたたえるさまようほしたちをさらう
あかつきのねむりはふかく
ああ...とめられないの

てんきゅうはかなたみらいをしめして
いのるようにふりそそぐしじまをいろどっていく
にじむきずあとあなたをさがすの
けがれなきねがいはむすびばのよう
よりそうひをまっている

いざよううきぐもはなつたなかねうちに
ゆさぶられこころはもう

わすれれぬはなのしずくはぬれたためいきへとかわる
すべてつつんでやさしくとかす
ああ...もうもどれない

むげんのしらべらくえんにいざなう
うたうほどにうつくしくからみあうとわのきおく
おもいのつゆはあなたをもとめて
かれることなくこのそらをそめあげ
かがやきつづけるでしょう