Hantoumei Ningen

きみのまえからすがたをけすっていったのに
きちんとすがたをけせないぼくはきっとはんとうめい
ほかのだれかのとなりにいばしょをみつければ
ちゃんときえられるはずなんだよ

きみはきっとやさしすぎて
ぼくはきっとそれをのぞみすぎて
もうかおもみたくないとおもうから
かたちものこらぬように

きみのまえからすがたをけすっていったのに
きみのばんごうけせないぼくはきっとはんとうめい
ほかのだれかのとなりにいばしょをみつければ
ちゃんときえられるはずなんだよ

いまもめをこらせば
わらってたきみもないてたきみも
ぼんやりみえてくるよ
なんだそうかきみもはんとうめいじゃないか

どうしてきみは
きらいだとももうすきじゃないと
きちんととどめをさして
でていってくれなかったの
だってそうだろう
おわってもいないことだけは
わすれられるはずがない

きみのまえからすがたをけすっていったのに
きちんとすがたをけせないぼくはきっとはんとうめい
ほかのだれかのとなりにいばしょをみつければ
ちゃんときえられるはずなんだよ