もうすこし席を埋めてくれ
座り心地にはこだわらない
僕らは風をよけるのに
腰をおろしたわけじゃない
わずかばかり抱き合っていたいんだ
僕の中でうつむく恋人は
一度沈み始めれば早すぎる
あの夕日が切ないだけ
ふたりは出会いのあの時を
何度も繰り返し話すんだ
どっちが恋に落ちた
見つけたと言い当てても
前の夜じゃそれが約束だったろう
一緒に次を思い出してみるよ
僕らのこと尋ねる人が来たら
素敵な恋をしてたと伝えて
その言葉が残ればいい
勝手な話につき合わせな
席を埋めてもらうことも約束だったかな
僕らのこと尋ねる人が来たら
素敵な恋をしてたと伝えて
その言葉が残ればいい